はばたく青松生

2014年度情報科学科Ⅱ部卒業
高校教師
　私が、高校生活で一番印象に残っていることは、たくさん悩んだことでしょうか。本校は単位制高校ということもあり、自由に自分自身の時間割を考えることができます。つまり、自分の学びたいことを選ぶことができるのです。学びたい科目を選べるということは、学ばない科目を選べるということでもあります。自分にはどの科目が必要で、何が必要でないのか、それを選ぶという行為は想像している以上に難しく、私は特に将来の展望があったわけではなかったため、尚更悩みました。そんな時に必ず助けてくれたのが、職員室にいた先生方でした。博多青松の職員室は入る際のノックや、挨拶など無しに自由に出入りすることができます。先生に話しかけるのは勇気がいることでしたが、職員室に行き、担任の先生や、授業担当の先生と何度も相談しました。そうしていく中で、自分を見つめ直し、少しずつ自分のやりたいことや、目指す姿を見つけていきました。今思えば、悩みながらも一歩ずつ成長できた高校生活でした。私は自らを見つめる姿勢と、人に相談する勇気を学びました。それは、今の私の自信に繋がっています。私は、今、生徒たちから相談される立場になりました。博多青松の先生方は、生徒の皆さんが話に来てくれることをいつでも待っています。入学した際は気軽に職員室に足を運んでみてください。私も待っています。

2007年度普通科Ⅲ部卒業
スクールカウンセラー
　私は、スクールカウンセラー（公認心理師、臨床心理士）として、児童生徒、保護者、教職員からの相談を受け、どうするかを一緒に考えています。高校生の時は、部活や授業など、様々な場面での出会いがあり、色々な人と関われたことは、博多青松でしかできなかった、とても楽しい体験だったと思います。博多青松の良さと難しさは“自由”なところだと思います。ただ、せっかく“自由”な博多青松高校に入学するのでしたら、自分のペースで、いろんな人と関わって、いろんなことをして、自分なりの楽しみをさがして、過ごしてみると良いかもしれません。